7月13-21日に開催されていたクスナミキギャラリー(@kusunamiki_gallery)主催の公募写真展[PHOTOGRAPHERS]に出品してました！賞は逃しましたが、出品した3点の作品全て展示され、搬出の際に、審査員のキミさん(@kemmy_film)から、たくさんのお話を頂いたので、出品して良かったと思いました。
展覧会のテーマは「BLUE」で、作品名を「Blue hydrangea(青い紫陽花)」として出品しました。まだ薄暗い、朝陽が昇り出す始めの数分に紫陽花が青く輝く瞬間を切り取りました。朝か夕方かわからない時間の抽象性を作品の特徴として考えていたのですが、審査員のキミさんから次のようなアドバイスを頂きました。
朝早く起きてその時感じる気持ち良さやその時の紫陽花の周囲の様子も、余計かもしれない割れた空き瓶のような物も含めて再現できれば、具体的な情報から、もっと鑑賞者に共感してもらえて、追体験が可能な作品になっていたかもしれないですね、見た光景を安易に切り取らず、美しいものだけではない世界そのものを写し出す事が重要だと考えます、とおっしゃりました。構図を決める時、フォーカスしたい物が際立つように、それ以外のものは切り捨てるべき、というのが一般的な考え方だと思うのですが、そこに疑問を投げかけるキミさんの思想に共感し、お話できて良かったと思いました。
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